2年生 総合 世界の台所探検家に出会う
2年生1学期の総合のテーマは「食」です。
この日は、世界中の台所を訪ね、「食」を通して各地の社会や歴史について発信している「世界の台所探検家」岡根谷実里さんにお話を聞きました。
オランダで暮らす岡根谷さんとオンラインでつながり、「米」をテーマに世界の「食」についての講演をしていただきました。
米の品種、食べ方(野菜として米を食べる!?)、日本社会と稲作の深い関係などなど...毎日食べているお米を見る視点が広がります。どの話題にも共通していたのは、「当たり前のものへの疑問」です。これから始まる探究学習の大きなヒントになるでしょう。
生徒の感想を紹介します。
「国によって美味しいと思うものが違うのが不思議だなと思いました。(辛いものが得意で食べれる国や、日本の食べ物をあんまりと思う国など、、、)食文化から歴史がわかるのが面白いと思いました。もっと考えてみたいとおもいました。」
「ご飯と言っても、お米の種類が違い、その種類の特徴に合わせ食べ方を見つけているのがすごいと思った。お腹がいっぱいになるから美味しいと言うっていうことを聞いて、社会問題的ななにかがあるように思えた。日本は裕福とは言えないかもだけど食べ物を無駄にすることができてしまっている国だから、美味しいとは味覚的に甘いや辛いなど味を求めているけど、他の国々は美味しいとはどういうことなのかなと思った。(中略)自分の当たり前は他の人とは違うんだなと思った。話を聞いて食べ方やお米の違いなど面白いこともしれたし、少し難しいことも知ることができたのでとてもありがたい時間でした!ありがとうございました。」