1年生 技術 火打石発火法

1年生の技術の授業では、「火打石で火をおこす」ことを通して、「技術」と「技能」の違いや「科学」との関係を学ぶ授業に取り組んでいます。

江戸時代には、庶民の道具として「火打石」が使われていました。

現代人で「火打石」を使って火をおこす方法を知っている人はほとんどいません。道具を準備しどのように使えばできるのか?言葉や図で伝えられる知識が「技術」です。

その「技術」を学んでも、すぐにうまくできるわけではありません。火をおこすには練習が必要です。練習してうまくできる力が「技能」です。

前の授業で「技術」を知った生徒が、今日の授業では、練習して「技能」を高めて、火を起こすことに取り組みました。

練習時間をとった後、「班対抗発火コンクール」を実施。 火の粉をうまく出し、ほくちに落とすと、オレンジの種火ができます。それに先端にイオウのついた「つけ木」を当ててそっと息を吹きかけると火が付きます。

「技術」を知って、うまくできるように練習して「技能」をアップさせる。

スポーツでも、学習でも、料理でもみんな共通なんだということに気づく入口です。 

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