3年生 秋田学習旅行 お別れ感謝の会

秋田最後の夜は、3年生全員がわらび座や農家の方々に感謝を伝え、別れのあいさつをする「お別れ感謝の会」を開きます。

はじめに、わらび座のインストラクターが秋田の竿燈まつりのパフォーマンスを見せてくれました。

生徒たちは、有志の踊りと太鼓、代表作文や合唱で思いを伝えます。

「帰りたくない」そんな言葉があちこちから聞こえてきます。


実行委員長の言葉を紹介します。

 私たちの学年の中で、「正直 秋田に行きたくない」って言ってる人が何人もいました。でもそんな思いがある中、私達実行委員は話し合いを進め、学年分析をしました。 その中で私たちの学年は自分の思いや考えをお互いに伝えられていないのでは と考え、「 みんなが チャレンジャー 〜 遠慮しないで伝えてみよう〜」という目標を作りました。 秋田で、「わらび座の祭り作りをちゃんとできるかが不安」と言ってる人も、発表や練習の時にしっかりと掛け声をしたり、動きを大きくやったりしていて「楽しい!」という言葉がたくさん聞こえてきました。 それを聞いて実行委員は、みんなが チャレンジャーになれて挑戦している姿を見れて嬉しかったです。 農作業では「農家の人と仲良くできるかが不安」や「作業自体をちゃんとできるかが不安」と言ってる人もいましたが農作業交流会で、「農家の方がとっても優しかった!」「作業が思ったよりできた!」と言ってる多くの笑顔の声が聞こえてきて、聞いてる側も笑顔になりました。 そして「班員とうまくやっていけるかが心配」と言ってる人も「すごく楽しかった!」と言ってくれて、本当に良かったと思っています。そんなたくさんの経験や思い、変化があった中で実行委員や先生方のほか、わらび座のインストラクター と農家の方々がいつも横でサポートしてくれました。

 どこからお礼を申し上げていいのかは分からないのですが、今回私たちの学習旅行を豊かで、感動と体験に満ちたものにしてくださった、ここにいる農家の父さん母さん、ご家族の皆さん、わらび座のインストラクターの皆さん、その他関係者の方々に心から感謝申し上げます 。

 わらび座のインストラクターの皆さん。 わらび座ソーランの元気いっぱいの動きや三宅島太鼓のしっかりとしたリズム、どちらの発表にも伝わった力強い掛け声を私たちに分かりやすく、丁寧に教えてくださってありがとうございます。 この日本独特な祭り作りの体験を、家族の人や学校の下級生に伝えるのを今から楽しみにしています 。

 各農家の父さん母さん、ご家族の皆さん。 初めてお会いした時から面白おかしく話してくれたり、ボソッと名言を言ってくれたり、今までの和光生の話や自分たちの体験談を細かく共有してくれたりしてありがとうございます。 そのような話を聞いて 私たちは皆さんの家族の一部になれた気がしました。みんなの元気いっぱいのエネルギーが私たちの緊張を一瞬にしてほぐしてくれました 。

 その他関係者の方々。東京駅から角館、宿舎から農家の家までの移動や他に私たちの見えてないところで働いてくれて、サポートしてくれてありがとうございます。皆さんのおかげで安心安全に秋田で生活を送ることができました。

 皆さん、 本当に本当に、何から何までありがとうございました。 時にはご迷惑をおかけしたことがあったはずです。それでも、いつも暖かく深い優しさで私たちを受け入れていただいて、ただただ嬉しいです。皆さんのおかげで、私たちの第二の故郷は秋田になりました。 このすぐ後に、中学2年生のみんなが世話になりますが、懲りずに引き続きどうぞよろしくお願いします。

人気の投稿