3年生の理科では今、遺伝や進化について考えています。
今回はメンデルが明らかにした遺伝の法則。エンドウ豆の形質が丸やしわ、黄色や緑色になる理屈やその比についてわかってきました。
でも子の形質が比で表せるってどういうことなんでしょう?
今回はトランプを使ったモデルを考えてみました。丸やしわ、黄色や緑色の遺伝子をトランプの柄で表します。
スペードとハートを持つ人は何の遺伝子モデルなのか?一枚を選びだすのは何を表しているのか?一つ一つ確認しながら考えます。
実験に移ればワイワイ楽しみながら進みます。スペード、ハート、クラブ、ダイヤの組み合わせはどんな風に出るでしょうか。ランダムで選ぶにはどうしたらよいか、それぞれの班で工夫も凝らします。
柄の組み合わせは、重複も数えると4x4=16通りです。20回の試行だった班ごとの結果では、全く出なかった組み合わせも。でも全部の班のデータを合わせると理想値に近くなりました。それでもちょっとはズレています。
さて、試行回数の多寡は、実際の世界では何に相当するのでしょうか。今後、現実の問題と関連付けながら、もう一歩突っ込んで考えていきます。