2年生 音楽 古式ゆかしきお能の世界

 中学校2年生の音楽の授業で日本の伝統文化である「お能」の勉強をしています。

普段はなかなかお能の世界に触れることは少ないと思います。ですから、まずは今回学習する演目「竹生島」

の「あらすじ」を理解するために、生活班ごとに紙芝居を作成してみました。



まずは全員「竹生島」のあらすじを紙芝居にするためにストーリーを絵コンテにして

登場人物や場面など、あらかたの概略をつかみます。



絵コンテが出来上がったら、班員で場面を精査して、紙芝居を何枚にまとめるか相談します。

みんなの絵コンテから採用する場面を決めたら、いよいよ紙芝居の作成に入ります。


同じ話でもどんな場面を描いてお話を進めるか様々で、それぞれの班の個性が光っています。

絵を描く人、彩色を担当する人、裏にあらすじを膨らませて物語の文章を描く人、得意あ分野で仕事を分担

しています。

画風や着色の仕方もそれぞれの班で違うので、迫力のあるもの、可愛い絵柄のものなど様々です。

同じ話を読んでも、心に浮かぶ映像は一人一人違うことがよく分かります。


今年度は実際に能楽師の梅若泰志さんとお囃子のみなさんをお呼びして、実際に古式ゆかしきお能の演舞を

鑑賞しました。その様子もまたお伝えできればと思います。

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